現役MSWが、長瀬智也さん主演ドラマ「俺の家の話」を見て

ドラマの感想

クドカンさんが介護を描くとこうなるのか!

 こんにちは、ヒナタザウルスです。

 コラムとして、自分の考えをまとめたものです。

 今回はドラマ「俺の家の話」を見て、思っていることです。

突っ込みどころは多いドラマですが

 ドラマ、「俺の家の話」を毎週楽しくみています。ネットなどを見ると、「こんなヘルパーはいない!」とか、「こんなケアマネはいない!」という声に共感します。初めの時点で、「電動車椅子なのに、要支援なんだー。」とか、思うところはたくさんありました。

 ただ、私自身は昔からグドカンさんがとても好きだし、長瀬さんのことのとても好き。タイガー&ドラゴンとか、もう大好きでした。元々このタッグだから見始めた経緯があります。その上で、このドラマを見て、改めて痛感したことがあります。

ドラマは他人事のほうが楽しめる

 実際にこのドラマを見始めたころに痛感したのですが、私はMSW(Medical Social Worker:医療ソーシャルワーカー、以下MSWで統一)をしているため、やはり「福祉」や「介護」または「医療」のドラマにはツッコミを入れてしまい、純粋には楽しめませんでした。ドラマの題材に対して、知識があることがむしろドラマとは関係のないことばかり考えてしまう理由になっていました。

 一方で、「警察」「先生」「銀行員」の方がメインとなるドラマは、いらない事をなにも考えず楽しめます。思えば、銀行に勤める友人のなかに半沢直樹のような仕事中に違う事ばかりしてる人はいませんが、気になりませんでしたし、知り合いの警察官OBの方は勤続約40年で1度も発砲したことがないそうです。

 残念ながら「知っている分野のドラマは純粋には楽しめない」のかも知れません。

 ただ、グドカンさんはむしろ、介護現場とは「かけ離れたドラマ」を作る事で、介護に詳しい人にも、非現実なものとして、楽しんでもらおうと思ったのではないかと、最近は思っています。これは、グドカンさんのファンだからではなく、このドラマの規模を考えて、福祉関係者を「監修」などの形で入れる事は容易であるはずだからです。

 ヘルパーさんの「入浴介助」などに関しては、詳しい方の知識が入っていると思われるので、介護の世界の知識や常識を、敢えてドラマ用に知らないふりをしたように私には見えます。

でも、やっぱり引っ掛かるところはあって

 ただ、個人的に強く思ってしまうのは、荒川良々さん演じるケアマネージャーが、さすがにちょっと凄すぎるなと。戸田恵梨香さんのヘルパーは、もう、ヘルパーではなく、ヒロイン役として何でもありなのですが、ケアマネさんは、「おじいちゃん‼」って大声で呼びかけたり、暇なのか旅行について行ったり、最初の認定調査もどきも、たまにやる家族会議のようなシーンでの偉そうさも、ケアマネさんの大変さを知る立場から見ると、ちょっと引っ掛かりました。(荒川良々さんは過去のクドカンさん作品でも大活躍されており、役者さんとしては大好きです。)

 「ケアマネさんは旅行にもついてきてくれる」みたいなイメージがついたりしないか、老婆心ながら気にしてしまったりしました。

おわりに

 私の考察を述べましたが、このドラマが「介護」をテーマにしていることは、紛れもなく事実だと思います。福祉関係者として、このメンバーてこの題材のドラマをしていること自体に、かなり嬉いです。

 また、多くの人が「そう言えばウチのおばあちゃんもそろそろ、、、」なんてお話をしてるのかなと思うと、素敵だな思います。

 少なくとも私は、来週の放送がとても楽しみです!

以上、MSW(医療ソーシャルワーカー)ヒナタザウルスのブログでした。

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