【コラム】MSWと転職について

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MSWと転職について、思っていることを話します。

 こんにちは、現役MSWのヒナタザウルスです。このブログでは、MSWとして関わった事例や思う事、MSWに関わる本や、あんまり関わらない本も含めて紹介させていただいています。

 今回はコラムとして、MSW(Medical Social Worker:医療ソーシャルワーカー)の転職についてお話させていただきます。

 実際に、MSWとして働いていると、転職でMSWになる方が多いです。私もその一人です。(その経過にいろいろありまして。そこは後日書かせていただきます。)

 また、勤務地の都合で病院を1度移っているので、「多職種→MSW」としての転職も「MSW→MSW」としての転職も経験しており、その経験や感じたことを書いていければと思います。

 当然ですが、転職を推奨するつもりは全くありません。そのこともご理解いただきながら、読んでいただければと思います。

「多職種→MSW」の転職について

 全然違う仕事からの転職について、まず書かせていただきます。私が知る限り、現在、「社会福祉士」で就職先を探すと、病院(MSW)の募集はそれなりにあります。福祉系の紹介会社に相談しても、病院の求人は多々ある印象です。実際に私はその1つに見学に伺い、面接をし、働きだしました。

 職種そのものがまだまだ人材不足なせいか、働きだすまではかなりトントン拍子で進みました。転職では経験者を優遇するところもありますが、関係のない仕事からでもそこまで狭き門だとは思えませんでした。

※ 後日追記→とはいえ、1つの病院で働ける人数も決まっていますし、毎年新人を雇うといったこともないので、広き門でもないです。あくまで経験からくる個人の感想です。

 多くの転職の方が大変なのは、働きだしてからだと思います。

 私の例をご紹介します。私が入った病院は、病床250床(うち、急性期約200床、回復期約50床)の病院に対して新人の私が入るときに先輩は2人(1人が主に急性期、もう1人が主に回復期)。そのうち1人は私が入社した月に退職が決まっていました。

 そのため、一時的には急性期のほとんどを、入社数か月の私が担当することとなりました。正直なところかなり大変でした。五里霧中の状態でした。

 幸いにも回復期を担当する先輩が優秀で、困ったときには助けてくださいましたし、病院の他のスタッフ(お医者さん、看護師さん、リハビリさんなど)が一緒に悩んでくださったので、どうにかはなり、数か月後からはそれなりに頼っていただけるようになったかと思います。

 ただ、私のこの体験がブログを始める「きっかけ」になったことは間違いありません。思った以上に、生きた事例を学べずに、対人の支援を行う事にはなる可能性はあります。そんな方に少しでも力になれたらと思って、ブログを始めました。

 そのため、多職種からMSWに転職する方は、場合によっては「即戦力の覚悟」を持った方がよいかと思います。先輩がいる・いないに関わらず、MSWが人的にとても余裕がある病院を私は聞いたことがありません。

 ただ、病院という職場は思った以上にチームです。多職種の方々は本当に助けてくださいます。自分がすべきことを、多職種の方々と相談して進めればよいと思います。どういった種類の職種から転職されるかによりますが、「対人援助」にやりがいを感じることができれば、活躍できると思います。

「MSW→MSW」の転職について

 今度は病院を転職(転勤?)されるときについてです。これは、申し訳ございません。「場所による」と思います。1か所病院に勤めている前提なのでわかるかと思いますが「郷に入れば郷に従え」ですよね。特に前の病院が大きかったりすると、「前は」と思ってしまいがちですが、病院ごとにMSWの立場や、することも想定以上に違います。また、病院の種類(急性期と慢性期はもちろん、診療科の種類など)の違いによって、やることは大きく変わってきます。とくに、慢性期の方が急性期に移ると、救急車で来院する方の支援の「タイミングの読めなさ」や「ケースとしてのダイナミックさ」に困惑することがあると伺ったことがあります。

 ただ、私が思う限り、MSWのすべきことや、業務の本質は変わりません。患者さんやその家族を支援すること。その際には社会資源等の知識を駆使すること。そういった部分に大きな変わりはないと思います。また、前に勤めていた病院での経験は絶対に活きます。これは断言できるのですが、病院で勤務するとすぐになんとなく当たり前に知りえることが、知っているか知らないかは、大きく違うと思います。

 実際に、MSWは経験者での転職はさらに歓迎していただきやすく感じます。万が一いま、仕事を離職するか考えている方がおられましたら、「病院を変える」という選択肢はあってもよいのではないかと思います。

おわりに

 今回は「転職」というテーマでお話させていただきました。繰り返しになりますが、転職を推奨するものではありません。ただ、今回のブログではあまり触れませんでしたが、福祉業界(またはMSW業界)からの人材流出に憂いているところはとてもあります。従事者人口は増えていますが、離職率も以前高いです。いまの仕事がすごくつらかった場合、病院を移るという選択肢は持っていただいてもよいのではないかと思います。

以上、MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスのブログでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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