~ MSWについてシリーズ① ~
MSWってなにしているのかわかりにくい!!
こんにちは、現役MSWのヒナタザウルスです。
今回は、病院の相談員(MSW)についてブログで書いていこうと思います。
MSW(Medical Social Worker:医療ソーシャルワーカー)がなにをしているのか、知っている方は少ないと思います。私自身、MSWを始めたきっかけは求人を見て応募したことですが、どんなことをしているのか、あまりわかっていませんでした。
そのため、MSWについての本を何冊か購入し、勉強をしたのですが、多くの本では「学術的な」意味でのMSWを説明しており、実際の仕事に関する情報(ケースごとの対応や、悩みなど)を書いてくださっている本は少なく感じました。
実務を進める中で、「経験」に勝る学びはないなと感じる仕事ではありますが、今後MSWを目指す方が、「こんなことをしているんだな~。」と思っていただけたら、とても幸せだと思います。
MSWって、そもそもなにもの?
MSWは、(Medical Social Worker)の略省です。ほかにも、医療ソーシャルワーカー、病院相談員、職場内では、「病院ワーカーさん」、「MSさん」なんていう呼ばれ方もします。
主に病院に入院や通院されている患者様が、地域や家庭において生活を送ることができるよう、ソーシャルワーカーの立場から、支援する専門職のことを指します。
病院にもよりますが、求人時の必要資格として、「社会福祉士」や「精神保健福祉士」が必要とされることが多いです。
医師等と違い、「社会福祉士」や「精神保健福祉士」は名称独占の資格であり、「病院の相談員」を名乗るために資格はないため、また、病院によっては資格はなくても、ベテランで知識豊富な事務の方がMSWと思われる仕事をされていることがあります。
ただ、有資格者ではないといわゆる加算(加算にかついてはいつか記載します。病院の収入の根幹です。)が取れないこともあり、最近ではほとんどのMSWが有資格者であると思います。
MSWの実務はなに?
MSWは、厚労省より、業務の範囲を以下の6つに分類されています。ただ、実務をしている体感や、同僚、同職種と話していても多くは、2番の退院援助に関する業務を行っていると思います。
- 療養中の心理的・社会的問題の解決調整援助
- 退院援助
- 社会復帰援助
- 受診・受療援助
- 経済的問題の解決調整援助
- 地域活動
相談内容に関しては、また記載しますが、基本的には、「退院援助」に関わる「社会的、経済的問題」の調整が、主軸の仕事だと、私は考えています。
まとめ
今回は、MSWが何をする人なのかを書かせていただきました。ただ、初回ということもあり、私が本などを読んで「よくわからない」と感じた内容にかなり近くなってしまったと思います。
本ブログは、MSWが仕事の内容を紹介し、「具体的にこんなことをしているのだ」と思っていただくことを目指しているので、「よくわからない」と感じた方も、ぜひ今後も見ていただければと思います!
〈※ シリーズ② → 【知識編】 MSWってどんな人がなるの?〉
〈※ シリーズ③ → 【知識編】 MSWって大変なの??〉
以上、MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスのブログでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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