「マンガでわかる介護職のためのアンガーマネジメントイライラ、ムカムカ、ブチッ!をスッキリ解消。怒りに振り回されないための30の技術」を読んで

MSW関連の本の紹介

【本の紹介】さまざまな場面で役立つ怒りの管理。

 こんにちは、現役MSWのヒナタザウルスです。

 今回も、本の紹介を書かせていただきます。今回読んだ本は「マンガでわかる介護職のためのアンガーマネジメントイライラ、ムカムカ、ブチッ!をスッキリ解消。怒りに振り回されないための30の技術」です。

 題名は長いですが、かなり読みやすい素敵な本でした。

 著者: 安藤俊介さん 出版:誠文堂新光社さん

読みやすいのに、内容は重厚です。

 この本は、30パターンのケースを、漫画のページと解説のページを繰り返しながら、介護職が直面する場面1つ1つのアンガーマネージメントを書いています。漫画のページには、共感することが多く、解説のページはかなり深いことも書いてあり、介護職のみではなく、どの仕事をしている人が読んでも共通して学びになることが多いように思いました。

 個人的な感想としては、ケースごとでの解説ページが、すごく充実しているものと、そこまででもないものがあるのかなと感じてしまうところもありました。

 しかし、全体を通して、漫画のページには共感することが多く、解説のページはかなり深いことも書いてあり、介護職のみではなく、どの仕事をしている人が読んでも共通して学びになることが多いように思いました。

中でも私に、ヒットしたものを紹介します。

 私の中で特にヒットしたものは、「CASE10」です。その中の実践編として、「怒りの境界線」を明確にするという事が紹介されているのですが、私はあらゆる職場で、この「怒りの境界線」を明確にした方が、無駄なストレスが減るのではないかと感じました。

 怒る方も、明確に境界線を越えたものを怒るので、怒りやすいですし、怒られる側も、非常に怒られていてわかりやすいと思います。

 医療福祉関係職は、現場で対人を援助することが多いこともあるからか、他の仕事以上に、その職場ならではの「慣習」があると感じます。この「慣習法」に慣れるまでは、必要以上にその職場の先輩たちに「この対応であってるのかな~。。。」とドキドキしてしまうものです。

 具体的なところでよく見かけるものが、「Aさん宛の書類は、棚に置けばよいけど、Bさんは手渡しじゃなければだめだよ。Bさんに置いておくと怒られるよ。」とか、「A先生は院内メールでいろいろ報告したほうがよいけど、B先生は院内メールをまったく見ないよ。B先生は居る時間に本人に報告しないと怒られるよ。」とか、新人からすると、どこに地雷があるのかわかりません。

 そして、人は明確な基準がわからない怒られ方には、腹が立つものだと思います。この本を読んで、職場での「怒りの境界線」を作ることがとてもいいなと思いました。

 なお、付随するところもあり、「CASE11」も価値観の違う組織内での価値観のズレによる怒りを減らす方法があり、とても良いなと思いました。

最後の「おわりに」の内容がとても大切な事でした。

 大変な環境で働く介護職の方々が、介護事業所を辞めた理由の1位に「職場の人間関係に不満があった」と答えているそうです。利用者から、同僚から、世間からも場合によってはストレスを受けることが多いのが、現在の介護職の状況だと思います。

 私がブログをはじめたきっかけも、福祉職として働きながら苦悩されている方の力になれたらと思ったからです。アンガーマネジメントは介護職を応援する意味でも、非常に大切なことのように感じます。

 うまく怒りと付き合いながら、平和に多くの方が福祉関係職で働けるといいなと思います。

おわりに

 この本の「はじめに」にあるように、「怒る必要があることは、上手に怒り、怒る必要がないことは怒らなくてすむようになる、その線引きができるようになる」ことを日ごろから目指していきたいと思いました。

 自分の中で、どうしても引きずってしまう怒りを感じることがあります。

 ただ、怒りから得るものはないので、この本で学び、今日より明日、明日より明後日は、アンガーマネージメントがもっとうまくなりたいなと思いました。

以上、MSW(医療ソーシャルワーカー)ヒナタザウルスのブログでした。

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