私がMSWに必要だと思う事を1つ選びました。
こんにちは、現役MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスです。
このブログでは、MSWとして関わった事例や思う事、MSWに関わる本や、あんまり関わらない本も含めて紹介させていただいています。
今回は私が【現時点で】思う、MSWをする上で大切だと思うことを紹介します。
私もまだまだMSWとして至らない事も多く、あくまで現時点でにはなります。
私がMSWとして働く上で、最も大切だと思う事は「謙虚さ」です。
私が思う、MSWに必要だと思う事は、1つ。謙虚さです。
私の独断と偏見によれば、これ1択です。
あくまで、「私が思う」なので、異論はいくらでも認めますが、私は「謙虚さ」が一番大切だと、思っています。
支援対象者はほぼ年上。
私がこのように思う理由はいくつかあります。
最大のところでは、「支援対象者が年上」というところがあります。
私は、年功序列の社会を推進したいわけでもなく、年上を敬えと言いたいわけでもありません。
しかし、少なくとも今まで20~30代でこの仕事をしてきた私にが面談をする中で、
「こんな大事な話を、お前のような若造が、、、」といった空気感を出されたことは何度もあります。
そして、それも仕方がない事のように思います。
50~70代の方が、例えば親の終の棲家を、または経済的な相談を、これまでの人生における人間関係の終着点ともいえる相談を、自分より明らかに人生経験の少ない人間に話すわけですから、これはやはり抵抗があるところも否めないように思います。
一方で、病院という家族にとってはアウェイの環境で、医療面、施設や病院の関する知識面で当然MSWの方が話を誘導する形になります。
私の経験では、「私がこうした方がよいと思う」といった感情を面談に持ち込むと上手くいかないことが多いです。
(これはMSWとしてもそもそも正しくないですが。)
謙虚さを忘れずに、あくまで自分が知っている情報から、「最善だと思う道はこれです」と提示する姿勢である方が、当然ですが上手くいくかと思います。
患者さんやその家族と関わる際に、私は謙虚さがとても大切だと思います。
院内での連携にも謙虚さが不可欠。
一方で、院内での調整事でも謙虚さが不可欠であるように思います。
他部署に対して、卑下したり、常に譲ったりする必要はありません。
MSWとしての倫理やプライドを押し通すべき場面も多々あります。
ただ、基本的には、医師や看護師と関わる際に、謙虚に動くことが最善である場面も多いです。
MSWが院内での調整に、上から目線で行ったり(いくら正しくても)、不必要なマウントを取ったりすることは、本当にマイナスでしかないです。
私は日ごろから、調整事の多くは「北風と太陽」の逸話のように、懐柔策が最善であると思っており、特に院内での調整事で、強硬策がベストである事なんて、ほとんどないと思います。
あくまで患者さんやその家族の為であれば、多少頭を下げても結果調整できれば、それでいいのです。
ただ、そもそも日ごろから謙虚に関わっていれば、あまり強硬な空気になることもないように思います。
自分の姿勢がだいたい相手にも反映されるものなので、少なくとも自分は謙虚に対応するという姿勢が、私はMSWに大切だと思います。
おわりに
今回は、私が現時点で思う、MSWとして働く上で大切だと思う事を1つだけ選んでブログにしました。
頭の中では2位~20位くらいまであったのですが、私自身への自戒の念を込めて、BEST1を選び、改めて謙虚な姿勢で働きたいと思います。
以上、MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスのブログでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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