【書評】「イヤな気持ち」を消す技術 を読んで

本の紹介

【本の紹介】機能脳科学的に、イヤな気持ちを払拭する技術の書いてある本です。

 こんにちは、現役MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスです。

 このブログでは、MSWとして関わった事例や思う事、MSWに関わる本や、あんまり関わらない本も含めて紹介させていただいています。

 今回は、御高名な苫米地英人さんの「イヤな気持ち」を消す技術 という本を読みました。

 後述しますが、私は軽い気持ちで手に取ったのですが、予想のはるか上を行く内容であったため、紹介させていただきました。

 著者:苫米地英人さん、発行所:フォレスト出版株式会社さん

初めに思った事。

 私がこの本を手に取った経過は、いわゆる「ジャケ買い」です。

 こんな有名な方の、こんな有名な本を、そのように買って申し訳ないと思っています。

 この本はもともと2012年に発行され、最近ポケット版が発行されたものです。私はポケット版を読みました。

 病院の相談員(MSW)として働いていると、患者様やご家族様との関り、院内での立ち振る舞いなどで「イヤな気持ち」になることがあります。

 どの仕事にもそういった場面はあるかと思いますが、そのような時に「消す技術」が学べたらいいなと思い、手に取りました。

 その場でパラパラと内容を確認したのですが、数ページ読むだけでわかる「ちゃんと読まないとわからない」感を感じ、購入しました。

内容について。

 この本は、「脳」に詳しい方が「イヤな気持ち」になる理屈や、「イヤな気持ち」が残ってしまうプロセスなどを、「脳のメカニズム」を解説し、その後にその気持ちを消す方法も、「脳のメカニズム」に基づき教えてくれる本です。

 「脳と心の使い方」でマイナス要因を全て忘れることが最終的には可能となるという内容なので、脳の使い方(物事の捉え方、考え方などに関する多くの学びがある本でした。

 ※ 私の理解力+表現力ではこのような内容と理解しましたが、内容はもっと深く、私にとって難解な部分もあったりしました。 言葉を選ばなければ、「圧倒的に賢い方がかなり庶民に寄り添って書いた本」。であるような印象を受けました。

 そのうえで、「現在の環境は過去最善だと思う事を繰り返した結果」であるということや、「過去のイヤなことに捉えられず、よい未来のために生きよう」というメッセージは強く感じました。

 内容は完全に理解できた自信はありませんが、クヨクヨしても仕方がない!元気に生きよう!と私はポジティブな気持ちで読み終えることができたので、それだけでもありがたい本だと思っています。

本の中で特筆したい表現。

  この本の中で、特に頷かされる一文がありました。それは、「私たちが精神の健康を保つときに忘れてはならない点は、自分に都合よく統合するのも、都合悪く統合するのも、それはすべて自分がやっていることだと、はっきりと自覚すること」という部分です。

 ある出来事が起き、そのことを悪く認識し、嫌な思いを感じ、嫌な記憶と残すのは、あくまで「自分」なのです。

 相談員という仕事柄、色々な方の人生の少しのストーリーを聞かせていただくことがあります。

その人にとって、人生の中での出来事が「嫌な事だった」と強烈に残っているんだな~とわかる話し方をされることがあります。

 その人は、「嫌だった」という記憶を自分で勝手に大事に残してきてしまったのだと思うと、少し寂しい気持ちになります。

 自分では言語化があまりできなかったのですが、私の中のそういった寂しさなどにも明確な言葉をくれる本でした。

おわりに。

 本当に、勉強になる本でした。

 いかんせん作者の方が、私の感覚では「庶民離れ」しているところがあり、「昔の会社は他部署が協力的だった」などの表現は「そんなことは、無いと思う。よほど素敵な会社以外は」と思ってしまいましたが、とにかく充実の内容でした。

 同時に、小学生のような感想ですが、「脳ってよくできてるな~」と思いました。

 この本の主旨ではないですが、脳という機関がどれだけ緻密に出来ているかも同時に学べる要素が多くありました。 

 そして、今の私が読んで理解できるレベルと、数年後にまた読むと違った学びがあるかもしれないとも、思いました。

 とにかく、私が読む前にイメージしていたより何倍もスケールの大きく、とても学びになる本でした。

 以上、MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスのブログでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

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