【コラム】相談員(MSW)にとっての一番のストレスは、仕事のコントロールできなさかもしれない。

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ストレスチェックというものを受けてみて。

 こんにちは、現役MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスです。

 このブログでは、MSWとして関わった事例や思う事、MSWに関わる本や、あんまり関わらない本も含めて紹介させていただいています。

 今回は、先日「ストレスチェック」なるものを受けてみて、一応毎年職場で受けさせてもらっているなとも思い、それに対して思うところを書かせていただきます。

1番のストレスは仕事がコントロールできないことかもしれない。

 自分に対するストレス原因が何かを考えてみました。

 もちろん、タイミングによっては夜も眠れないほど悩ましい患者様がいたり、どうしても気の合わない上司や看護師さん等がいたりはします。

 ただ、それらはあくまで一過性のものではあります。(患者様に本当に3日間くらい寝れないくらい悩まされることはありますが。)

 私が毎年のストレスチェックで、毎年ストレス要因と感じていたものが「仕事がコントロールできない」というものがあります。

 私個人としては、これが実は一番ストレスを感じる事なのかもしれないと思いました。

仕事がコントロールできないとは、どういうことか。

  そもそも、仕事が「自分でコントロールできている」という人のほうが、世の中では少ないのではないかなとも思いますが、MSWのコントロールできなさは、極端だなと思います。(多職種をいくつか経験した個人の感想です。)

 理由としては、当たり前ですが、仕事の(支援の)対象が人であるからです。人の動きが一番予想がつかないのではないかと思います。

 例えば、アポイントなしに患者様の家族が来院するなんて言うことは日常茶飯事ですし、予想外の患者様が「離院しそう」「誰かを殴った」「煙草を吸った」なんてことがあると、今している仕事を止めても状況の把握が必要になったりましす。

 また、これは一般的な会社の上司に感じるストレスに近いのかもしれませんが、医師等から急な連絡があることがあります。

 これは、病院という組織の特性もあるのですが、多くの病院では「PHS」が採用され、個人にすぐに電話をして仕事を共有するところがあります。

 相談員の仕事の性質上「突然の電話」から支援が開始することがほとんどなのです。

仕事がコントロールできないことでどのようなストレスがあるか。

1.仕事に不公平感を感じる可能性がある。 

 相談員は病院に何十人もいるわけではない事、患者の相談という個別具体的な事例を相手にしていることを考えると、いわゆる「属人的な仕事」になることも多いです。

 そうすると、たとえば特定の相談員だけすごく忙しいタイミングというものが多々起きます。

 また、同じ事象に関しても相談員ごとに対応の差は多少はありますし、同じことをしても、同じ忙しさにはならないのです。

 例えば、MSWが二人いて、担当する患者様の人数を人数で割り、等分したとしても、絶対に同じ忙しさにはならないのです。

 これは、同じ人間はいませんから、同じ患者様もいませんし、同じ家族もいないので、当然のことです。

 ただ、どうしても1人のMSWの患者様ばかりMSWの介入が必要となったりした場合に、気持ちに不公平感を感じてしまう事があると思われます。

 仕事を分担する、誰かに頼むという点で見ても、コントロールはできにくい仕事かと思います。

2.忙しさのコントロールができない。→ 自分の気持ちのコントロールが難しい。

 仕事のコントロールが難しいとなると、当然忙しさのコントロールが難しいです。

 私がいくら「今日は頑張るぞ」と意気込んでも、あまり電話もならず、比較的暇な日もありますし、「今日はなんだか元気が出ない」という日に、思ってもみない忙しさになるときもあります。

 何日かあまり忙しくなかったなと思ったら、そこから何日か昼休みが取れないということもあります。問題なのは、この予想がつかない所です。

 予想がつかないことの辛さは他にもあります。

 1日の中でも、例えば朝からしばらくは穏やかな時間が流れ、ルーティーンと思われるような仕事をこなしているような日に、気持ち的にかなり辛い電話があったり、「しばらくは自席にもどれないな。。。」という仕事が舞い込んできたりします。

 MSWとして、患者様を支援することにやりがいを感じて、やる気や能力のある方でも、この急で極端な「仕事スイッチオン」が大変だという声も聞きます。

 私もその(能力があるかは別として)タイプなので、正直なところ、割と穏やかな日の15時以降などは「なにもないといいな」と思ってしまっています。

 とにかく、少なくとも私のMSWとして働くうえでの非常に大きなストレス要因は、「仕事のコントロール」ができないことだと、改めて痛感しました。

おわりに

 自分のストレス要因を再認識することで、自分の仕事へのより上手な関わり方が探せるような気がします。

 現時点では退職をしたい気持ちがないので、今後もうまくこの仕事とストレスと関わっていきたいです。

 仕事スイッチの上手な切り替え方のような本がないか、本屋さんに行こうかなと思いました。

 以上、MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスのブログでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

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