【本の紹介】光速の仕事術に到達する道を下さる本。
こんにちは、現役MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスです。このブログでは、MSWとして関わった事例や思う事、MSWに関わる本や、あんまり関わらない本も含めて紹介させていただいています
今回は「効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術」という本を紹介させていただきます。
著者:ヨスさん、発行:株式会社KADOKAWAさん
この本は、以前に紹介した、私がブログを書くうえで「全て」の知識をくださったプロブロガーのヨスさんが書かれている本です。
以前のブログはこちら → 【書評】「読まれる・稼げる ブログ術大全」を読んで
前回同様に、MSW(Medical Social Worker:医療ソーシャルワーカー)としてというより、MSWブロガーとして尊敬する方の本を紹介していると思っていただければ幸いです。
本自体は、「効率化」を強く求めた努力の軌跡が記されています。
この本は、効率化を求めた作者のヨスさんの努力の軌跡が書かれています。読んでいても、「そんなことできるんだ」と思うようなすごい機能の数々を紹介してくださるので、驚いたり感心したりしながら読み進めることができました。
ヨスさん自身の努力の結晶であろう「時短術」の数々を出し惜しみせず、ページをめくるごとに紹介されるので、本としては楽しく、すぐに読むことができました。
圧倒的な時短術をどこまで取り入れることができるのか。
本としては、読みやすく、情報も新鮮でとても楽しく読めました。ただ、この本に関しては読むことで得られた情報をどこまで活かせるのか。というところが大切になってくるように思います。
早速、自分に入れ込んでみます。
まず、初めに障壁になること。と言いますか、非常に残念なことに私が今いる職場、すなわち病院(私はMSWとして病院で働いています)は、個人のパソコン技術が「すごく低い」職場だと思います。使用頻度があまり高くない場合が多いからだとも言えます。
私自身が病院に入ったときに、「なんて(現代において)紙に満ちた環境なんだ」と驚いたものです。
さらに追い打ちをかけることに、私がいまいる病院に至っては「紙カルテ」を使っているので、極端なことを言えば、私は1日パソコンの電源をいれないでも過ごすことができます。少なくとも、今週は1度もワードもGoogleドキュメントも開いていません。
(紙カルテであることは、同業者のみなさんからも「遅れている」との声が上がりそうですね。)
なので、私は仕事でパソコンを「使わなくてもよい」のです。
一方で、私はいま見ていただいているように、ブログを多少やっているので、パソコンを使うことがなくはありません。ただ、1日平均して、1時間程度かと思います。
なので、私の1日平均のパソコン使用時間は、公私併せて1時間半程度かと思われます。
以前には、かなりパソコンを使う仕事をしていたこともあり、多くの時短術に唸りました。しかし、いまの自分の生活には、この本にせっかく書いてある技術の数々を取り入れても忘れてしまうかもしれないなと思うほど、パソコンの技術が反映されにくい生活をしています。
むしろ、病院という職場のあまりの「時代遅れ」な事務処理について、不平不満だけでブログにしたいくらいであり、この本の圧倒的な技術を「活かせない」ことをとても残念に思います。
(※ ちなみに、特にスマホに関連する技術などで、家族内で採用したものもありました。)
時短マインドは激しく共感します。
技術はともかくとして、この本で学べる一番のものは「時短マインド」です。この本から伝わる、著者のヨスさんの「効率よくしよう」というメッセージがとても大切なものに感じました。
逆に、その「マインド」は、この本が10年後に読まれても、パソコンのない職場の方が読まれても、確実に伝わるメッセージだと思います。
私自身、非効率な仕事をして、残業をして、「忙しい」と話す方が苦手です。
面談や会議などの予定の関係で、時間を待たなければいけないなどの場合は、本当に「仕方がない」のかもしれませんが、そうでなければ、効率をあげればどうにかならなかったのかなと思ってしまいます。
「効率ばかり気にしてられない」という声が聞こえてきそうですが、明日以降に同じ残業をしないように、「考える」という作業が大切だという話ですし、残業を「した方がよい」理由なんてないはずなのです。
ヨスさんの「無駄な時間を省こう」そして「作り出せた時間を有意義に使おう」という発想は、とても大切なことのように感じました。
私自身、本業のMSWとしての仕事以外に、このブログも頑張りたいですし、Twitterなども頑張りたいです。家族との時間も増やせれば増やせるだけよいです。
この本を今後も何度も読み返し、自分にとって「効率化」できるところはないのか、何度も考えていこうと思うます。
おわりに
この本を読んでいると、著者のヨスさんの「効率」をよくすることに対するかなり強いこだわりを感じます。ただ、そういったこだわりを持たなければ、なにか結果を残すことは難しいのかもしれません。「技術」が書かれている本であることは間違いないのに、とても強い「心意気」を感じることのできる本でした。
以上、MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスのブログでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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