【コラム】ケアマネージャーさんについて

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今回は、介護関連資格で最高峰と呼ばれるケアマネさんについてです。

 こんにちは、現役MSWのヒナタザウルスです。このブログでは、MSWとして関わった事例や思う事、MSWに関わる本や、あんまり関わらない本も含めて紹介させていただいています。

 今回は、コラムとして、多くの方が福祉のサービスを受けるときに、大切となる方「ケアマネージャー」さんについて、MSW(Medical Social Worker:医療ソーシャルワーカー)として思うところを書かせていただきます。ちなみに、ケアマネージャーさんの正式名称は「介護支援専門員」です。

 なお、本文内では敬意を込めて「ケアマネさん」と呼びます。

ケアマネさんってなんですか。

 まずは、ケアマネさんがどのような方か説明します。法律の引用で、難しい言葉が続くので慣れがない方はスキップしていただければと思います!

 介護保険法においては、「この法律において「介護支援専門員」とは、要介護者又は要支援者(以下「要介護者等」という。)からの相談に応じ、及び要介護者等がその心身の状況等に応じ適切な居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービス、介護予防サービス若しくは地域密着型介護予防サービス又は特定介護予防・日常生活支援総合事業(第115条の45第1項第1号イに規定する第一号訪問事業、同号ロに規定する第一号通所事業又は同号ハに規定する第一号生活支援事業をいう。以下同じ。)を利用できるよう市町村、居宅サービス事業を行う者、地域密着型サービス事業を行う者、介護保険施設、介護予防サービス事業を行う者、地域密着型介護予防サービス事業を行う者、特定介護予防・日常生活支援総合事業を行う者等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識及び技術を有するものとして第69条の7第1項の介護支援専門員証の交付を受けたものをいう。」と定義されています(第7条5項:介護保険法より抜粋)。

 ざっくりいうと、「サービスを調整する方」です。

ケアマネさんの特徴について

 ケアマネさんは「受験資格」が複雑です。大きく分けると「相談援助職経験5年以上」or「国家資格取得+直接援助従事5年以上」が必要になります。この「国家資格を持っている方」というのが多種多様で、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、介護福祉士といった職種の方が資格を取ることができます。

 とることができるとはいえ、医師資格所持のケアマネさんに私はあったことがありませんが、看護師でケアマネさんをされている方にはお会いしたことがあります。

 この資格的な背景は、専門知識の背景に繋がることが多いです。ただ、病院でご家族さんに「看護師さんの資格があるケアマネさんを探して」と言われることがあります。

 それは難しいことが多いです。絶対数が少ないからです。

 ケアマネさん自体は「介護」支援専門員であり、介護職の延長線上にあると思います。現場で活躍される方のほとんどが介護職を経てのケアマネさんです。

 ちなみに、一番多く家族に言われることは「ウチの親にいいケアマネを探して」と言われることです。ご家族さんとしては当然の要望ですよね。

ケアマネさんを探す上で

 まず、初めにケアマネさんに依頼するまでの流れを確認します。

 私が知る多くの市区町村が、介護保険の結果の通知と共にケアマネさんの事業所一覧を郵送されます。「一覧の中から、好きな事業所に電話して」という事なのですが、なかなか難しいと思います。

 実際には「知り合いの知り合いにケアマネさんが」というところで探されるか、「地域包括支援センター」へ相談されることが多いです。私は病院でご紹介することも多々ありました。

※ 地域包括支援センターについては、地域の主に高齢者のご相談事を聞いてくださる機関で、行政の委託事業として地域にある事業所の事です。そのうちブログで記載します。)

※ 介護保険に関してはこちらを → 【コラム】介護保険について 

 ケアマネさんが引き受けることができる人数も決まっています(多少の幅はありますが)。

 希望したケアマネさんに空きがなく、受けていただけないということの多々あります。(タイミングも大切になります。)

 それらを考えると一言で「探す」といっても希望通りにいかないこともあります。

 ケアマネを「変更」することも可能ではあります。過去に数度、入院中の患者様のご家族から「入院を期にケアマネさんを替えたい。」と相談を受けたことがあります。

 ご家族からすると「お世話になっているから言いにくい。」とおっしゃることが多いですが、ご家族希望であれば、可能なことであることをお伝えします。

ケアマネさんを探す上で私が大切だと思う事。

 実際にケアマネさんは千差万別、十人十色。本当にいろんな方がいます。

 対人での関りでする仕事によくある話ではあるのですが、私にとっては尊敬できないケアマネさんが、誰かにとって頼れるケアマネさんであるといった事や、その逆もよくあることです。

 相性と言ってしまえばそれまでなのかもしれません。

 そのため、私にとってよいケアマネをすべての方に薦めることができるというわけではないなと思います。実際に、空きの状況や距離の問題などもあり、その時々で紹介できる方も変わってきます。

 その中でも、私の回答が決まっているところはあります。

 私がケアマネさんを探す上で大切だと思うことはなんですか?と聞かれた時の回答は「話を聞いてくれる方かどうか」です。これに尽きると思っています。

 初めの相談段階での電話でも、話を聞いてくださらない方。ご自身の考えが強く審判的な態度を取られる方、というのはわかると思うので、そういった方は避けた方がよいのではないかとアドバイスします。

 私が、ケアマネさんの良し悪しなどお話できる立場ではありませんが、実際に病院でどう答えているかだけ、共有させていただきました。

おわりに

 私が私なりの経験を経て「福祉関係の仕事」の中で一番尊敬している職種がケアマネさんです。尊敬できない方にもたくさん会いましたが、それでもこの事実に変わりはありません。

 それは、調整ということの難しさを知っているからです。

ケアマネさんがすごかった事例→ 【MSWの事例紹介】 ケアマネージャーさんに恵まれて

以上、MSW(医療ソーシャルワーカー、社会福祉士)ヒナタザウルスのブログでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。。 

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