【書評】「欲が出ました」を読んで

本の紹介

【本の紹介】ヨシタケシンスケさんの本です。

 こんにちは、現役MSWのヒナタザウルスです。このブログでは、MSWとして関わった事例や思う事、MSWに関わる本や、あんまり関わらない本も含めて紹介させていただいています。

 今回は「欲が出ました」という本を読んで、思ったことをブログにさせていただきます。

 著者:ヨシタケシンスケさん、発行所:株式会社新潮社さん

今回は福祉の本ではないです。

 今回は、私のブログの主旨(MSW(Medical Social Worker:医療ソーシャルワーカーとしての、経験シェアや、啓蒙、参考図書の紹介)と少しズレてしまいますが、個人的にとても好きな本の紹介です。紹介させていただく本は、有名な「ヨシタケシンスケさん」の本。

 最近は、Tシャツのイラストなどでもヨシタケさんの絵をみることがあり、大ファンの私としては、「本も紹介したい!」という思いがあったので、ブログにさせていただきました。

 なお、相談援助職としての直接な業務とは関係はありませんが、私はヨシタケさんの言葉で励まされることが非常に多く、私にとっては業務に関係ある本と言えるかもしれません。

お気に入りのところ。

 この本は、著者であるヨシタケさんが「普段書きとめているスケッチについて、自分で解説したものを語りおろしという形でエッセイ風にまとめたもの」だそうです。私の読んだ限りでも、エッセイ本という理解が近いと思います。

 中でも、私がお気に入りなものが、「感謝を促す係」や、「肯定係」のお話。人間の半分くらいの大きさで、感謝を促したり、肯定をしてくれるという「係」がいたらいいよねというお話なのですが、とても素敵だし、実際にいたらいいなと思いました。

 こういった、ちょっとした空想も含め、ヨシタケさんのやわらかい視線で描かれたエッセイは読んでいてなんとなくホッっとしたり、自分の緊張がほぐれる感じがします。

 読書にもいろいろな目的のものがありますが、この本はかなりリラックスさせてくれるので、素敵だと思います。

仕事に通じるもので言うと。

 エッセイの中で、私がかなり共感し、仕事にも通じるものがあるなと思ったのは、「正しいかどうかではなく、『気がすむ』かどうか」というエッセイがあります。本文中にも認知症の方に対する対応の話がありましたが、このエッセイは私にとって非常に刺さるものがありました。

 病院でMSWとして働いていると、経験や知識から、「こっちの決断の方がよいと思う」という事があります。ただ、患者さんやご家族さんによっては、ご自分なりに1度やってみないと、納得がいかないという方がいらっしゃいます。当然だとも思います。

 ご自身やご家族の生活や生命に関わることを、いくら正しいとはいえ、「気がすんでいない」状況で受け入れろという方が難しいと思います。

 この「正しいかどうかではなく、『気がすむ』かどうか」が大切ということは、とてもいいエッセイだったなと思います。

おわりに

 今回は、このブログでは2回目の、ほとんど福祉に関係ない内容のものでした。ただ、私は病院のMSWとして人の相談に乗る上で、肩の力が入りすぎてはいけないと考えています。

 その意味でも、ヨシタケさんの本は私にとってとても意味があります。ヨシタケさんの絵本などの優しいメッセージもとても好きですし、単純に絵がとても好きです。

 ゴールデンウィークは読書をと思い、5日連続で本を紹介することにしましたが、5月5日はこどもの日であることにもちなんでの投稿とさせていただきました。

 明日からは、MSW色の強い投稿に戻りますので、よろしくお願いします。

以上、MSW(医療ソーシャルワーカー)ヒナタザウルスのブログでした。

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